ニュース エコハウスをつくる人々(10)- 有限会社山清建設

山影清市さんは、昭和の建設ラッシュの際に東京で修行時代を過ごしたのち、長男ということもあり帰郷。その後、事業を立ち上げてからずっと紫波町でお仕事をしています。今では息子さんが会社を継がれて、もうすっかり師匠という立場です。

しかし時には息子さんとぶつかることもあるそう。

「自分も父親とぶつかりましたから。でもやっぱり親子だから後に残さない。なんでも言い合える関係ですから(笑)」

息子さんと言い合いをして、それでもお互いの意見を尊重し、手がける仕事のクオリティを維持しています。

今まで、たくさんのハウスメーカーの仕事に関わってきた山影さんですが、オガールタウンのプロジェクトはそれらとは全く違ったルールの家づくりで、最初は苦労の連続だったとおっしゃいます。

「ハウスメーカーさんだとね、マニュアルに何百何十種っとかっていう項目があって、とにかくマニュアル通りせねばいかんっていうのでやっていました。細かい項目を、現場では、ここはこういうふうにせねば、んだんだ、ってね、こなしていくというかね。

オガールはまず勉強。そして勉強をしていくうち、最初は、はぁ、と思いましたよ。こんな隙間のないぴちっとした家(C値0.8㎠)を作るっていうんだから、これはきちっとやらねばいかん…と。」

一方で、先進的な技術をいち早く導入しているが故の「価格」を一般的な販売価格におさえるにはどうすればよいか、悩まれているそうです。

「先日、花巻の方でここに建てたいっていう方がありましてね。どうしても建てたいんだけど、予算的にどうしても折り合いがつかなくて、建てられなかった事があったんです。確かに値段は高めにはなったんですが、標準的な住宅と比べた本当の魅力を伝えきれなくて、勉強不足を痛感しました」

オガールタウンのプロジェクトや紫波型エコハウスの理解を深め、クオリティを維持したまま、お客さんのご要望に添える道はないのだろうか、山影さんと息子さん、そして職人さんたちの挑戦は続きます。

有限会社山清建設

事業区分 設計、工事監理、施工
所在地 佐比内字中沢183番地
電話番号 019-674-2025
URLhttp://www.yamasei-kensetsu.com/