インタビュー エコハウスをつくる人々(9)- 有限会社立花建築興業

立花建築興業の立花清久さんは、地元の工業高校を出てすぐに横浜へ。当時はバブル期で建設ラッシュ、たくさん仕事の経験を積みました。

「私は工務店の長男に生まれて、まあなんとなく後継ぎなんだろってことできたけど」

地元にUターンして社長になるハズが、バブル病が体から抜けず実家を追い出されてしまったんだとか! どん底を経験した立花さん、再び住宅関連のサラリーマンとしてやり直します。

「サラリーマンになったとき、北海道や北欧の家を学ぶ機会があって、実際に自分で設計して施工に携わったんです。施主さんからフィードバック、まあ文句を言われて、どこが不満だったんだろうって深く考えました。設計者とか施工者が気付けなかった、だけど住人だけが気がついた視点があるんだなと」

失敗から学んだ立花さん、ただ優秀なものを外から持ってくるだけではダメということにも気づきます。

「たとえば、ヨーロッパの家づくりをまるっと持ってきてもダメなんです。札幌の家を岩手に建てると、夏が暑すぎる。北欧のようにパッシブって言う日射を取り入れる手法や北海道的なものを持ってきても、ここは盆地だからね。夏はしっかり暑くてたまらないんです」

さまざまな経験を経てふたたび地元の紫波で活躍する立花さん、紫波向きの住宅を追求していく中でオガールタウンのプロジェクトに出会い、紫波型エコハウスを知ります。先の震災以降のエネルギー事情が変わりつつある今、紫波型エコハウスで使われている技術はまだまだ探求の余地があると意欲を燃やします。

オガールタウンのプロジェクトには一家言ある立花さん、紫波町の変化にはとても驚いているんだとか。

「こんないろいろと新しいことやってるの、ここだけですよ。県外から同業者とか来たときに、みんなプラザの周りの芝生でくつろいで、和んでんだ、バーベキューまでして。ちょっとびっくりですよね、こんな場所どこにもないです(笑)」

有限会社立花建築興業

事業区分 施工
所在地 宮手字泉屋敷11番地5
電話番号 019-673-7637