インタビュー エコハウスをつくる人々(2)- 有限会社作松建設

「社長が、地元のためになんでもやる会社にしたいということで、電話帳には『なんでもやります』って書いてあるんですよ。お客さまから『電話帳を見たんですけど』とお話しいただくことがあります。どんな相談でも親身になって聞くようにと社長からいつも言われています」

作山良枝さんは、社長であるお父さまとお仕事をしたいと思って建築の道へ。震災がきっかけで紫波に戻ってきました。建築士のほかに福祉住環境コーディネーターの資格なども持っています。

「最近、介護保険を使った住宅改修などもけっこう多いんですよ。ウチはゼロから建築するだけでなく、改修工事のお仕事が多くの比重を占めてるんです。改修は、現在の時流に、お客さまのご要望に応じて行う工事ですから。福祉のことを勉強するのは当然の選択だったんですよね。お客さまがこの改修でよくしたいと思っていることは何かを気付いてあげられることも大切だと思っています」

オガールタウンのプロジェクトに参加してからは、紫波型エコハウスについてもしっかり学びました。使用木材については、紫波型エコハウスは町産木材の使用80パーセント以上なのですが、作松建設さんでは創業以来町産木材にこだわって家つくりをされてきたそうです。お客さまと、紫波型エコハウスの条件とお客さまの要望や間取りを詰めていく段では、お客さまとじっくり対話を重ねます。

「実は家は建てるまでが大変なんです。設計図に落とし込むのはもちろん、お客さまのご要望の真意を十分に汲み取るには、打ち合わせが重要と考えています。ですから、遠慮せず全て私たちにぶつけていただき、じっくりお話し合いをさせていただくことで、良い家ができると私は信じています。設計などはデスクワークだけと思われがちですが、私は、現場へ出向き目で確認し、木の声を聞きながら家づくりをすることをモットーにしています」

作山さんは、家づくりは打ち合わせにはじまって、建てたあともずっと続く仕事だと考えています。

「家は、建築完了したら終わり、ではなくて、むしろそこがスタートで、人と同じように家も成長していくと思っています。色々な思い出ができて大きなアルバムみたいですよね。そのお手伝いができたらとても嬉しいです。」

これから、どういうお付き合いが紫波で生まれていくのか、楽しみですね、作山さん。

有限会社作松建設

事業区分 設計、工事監理、施工
所在地 犬吠森字間木沢23番地4
電話番号 019-676-2642
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