インタビュー エコハウスをつくる人々(1)- 佐々木建設株式会社

長谷川泰之さんは建築士としてすでにたくさんの家を手がけ、その家々に暮らすご家族とおつきあいしてきました。今は会社の経営のことも考える立場の長谷川さん、建築・建設に携わる企業は住宅・家を建てるときだけでなく、そのあともずっとお客様と関係が続いていけるような企業にしていなかければならないと強く感じているそうです。

「我々の仕事は建てたら終わりのように思われてしまうけど、やっぱり長い目で見て、先々に何かあったときには気楽に連絡ができるような関係が良いと思うんです。オガールタウンは循環型まちづくりと言われていまして、30年、50年、100年先を見越したまちづくりをしましょうということを掲げてやっていますが、私は、そういう家づくりに関わる企業だって同じだと思っています」

佐々木建設は住宅建設だけでなく公共施設の建設にも携わっています。近年では「かたくりの丘」という、斎苑の建設にも関わりました。

業者さんの間では、火葬場建設に携わるのは縁起が良くないという考えもあって、佐々木建設の社長の佐々木さんは、この仕事を受けるかどうか大変迷ったそうです。そんな折、別の火葬場建設に携わったある工務店の社長の一言で、受注の決心をしたんだとか。

「『少しばっかり先に逝こうが、少しばっかり後から逝こうが、いつかはみんな火葬場に行くんだよ』って言われたんですよね。まったくその通りだよねと思って、すぐに契約しました。私も私の親しい人たちもみんな行くところ、見送って見送られるところですから。今は、そこに自分が携わることができてよかったと思ってます」

「かたくりの丘」からは、東根山や岩手山を美しく眺めることができます。紫波町の人々が毎日見ているその景色が逝った後も偲ばれる晴れやかなロケーションになるように、設計を担当された方には配慮していただき施工しました。

「あの眺望に見送られて逝くっていうのは、紫波の人の特権だなってくらい思ってますよ」

また、佐々木建設は古くから紫波町で建設業を営む会社さんであり「あらえびす記念館」の裏に会社の山を所有しています。その山の下草刈りや遊歩道の整備をして解放し、里山の風景と紫波町の自然を町のみなさんに楽しんでもらいたいと休日返上で作業していると、とても楽しそうに話しておられました。

「かたくりの丘の眺望もいいんですけどね、またもう少し高いところからの眺望がいいなと思いましてね。ちゃんと散策路を通したら、長めのお散歩やデートコースに使ってもらえるんじゃないでしょうか。

ここに建てる家は、ほんとうに住みやすい家に決まってるんだから。紫波型エコハウスの技術は快適に住む技術が凝らされている良いお家なんだよね。だからお家の外も、紫波の町や自然もいいなって感じてもらいたいんですよね」

佐々木建設株式会社

事業区分 設計、工事監理、施工
所在地 日詰字石田56番地
電話番号 019-676-3610
URL http://www.sasakikensetsu-siwa.co.jp/